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中国共産党中央政治局委員で、同党新疆ウイグル自治区委員会書記の張春賢氏が10月14日午後、同自治区政府文化顧問で「日本の友人」である小島康誉(こじま・やすたか)氏と会見した(「新疆日報」10月16日付)。


日本僑報社著者動向、張春賢中国共産党中央政治局委員、小島康誉氏と会見、30余年の貢献を高く評価

張春賢中国共産党中央政治局委員「日本の友人」小島康誉氏と会見、30余年の貢献を高く評価

中国共産党中央政治局委員で、同党新疆ウイグル自治区委員会書記の張春賢氏が10月14日午後、同自治区政府文化顧問で「日本の友人」である小島康誉(こじま・やすたか)氏と会見した(「新疆日報」10月16日付)。

今年73歳の小島氏は、「新疆人民の老朋友(古くからの友人)」といわれている。1982年に初めて新疆ウイグル自治区を訪れて以来、同自治区訪問はのべ140回余りを数える。新疆の文化遺産の研究や保護、教育、貧困地区への支援などのために多大な貢献を果たしてきた。

会見で小島氏は「今回の新疆再訪は、自治区成立60周年を祝賀するため。私は1カ月にわたり(自治区内の)カシュガル、ホータンの県や市を訪ねた。至る所で人々がこれを祝い、喜びに沸くムードを感じた」と紹介。

さらに「新疆と縁が結ばれて30年余り。新疆の大きな変化をこの目で見てきた。とくにこの5年間というもの、新疆の変化はきわめて大きい」と感慨深く語ったうえで、「たとえ都会から遠く離れた村であっても、驚喜するような大変化が起きていた」という。それによると、数年前に比べて農牧民たちは新しい住宅に住み、水道水や天然ガスを使い、新たな産業も興していた。ますます裕福になり、生活もよくなっていることを実感したという。

小島氏が今回、最も印象を深めたのは、自治区が推進している「民情を訪ね、民生に施し、民心を集める」という活動だ。訪問した村々ではいずれも新疆各機関の「工作組」(作業グループ)がこの活動を展開していた。

「都市からやってきた幹部たちが農牧民と寝起きをともにし、彼らの苦難を取り除こうと自ら手伝っていた。非常に感動したし、これは効果的な活動でもある」と語る。

さらに彼は「この活動に参加したい」と表明。具体的には、村に駐在する6つの工作組に対し物質的・資金的な援助をし、新疆のためにさらなる貢献を果たした(農業用井戸掘削、学校修繕、街路灯設置など)。

また、新疆を紹介するテレビドキュメンタリーを撮影し、来年日本で放映する、『新疆の世界文化遺産写真集』とポストカードを編集・出版する、新疆大学に30年前に設立した「小島康誉奨学金」の期限を延長し、金額を増やすことを決定した。

これに対し、張春賢氏は「小島先生は新疆の老朋友であり、中日友好のために大きな貢献を果たされてきた。長きにわたり、先生は新疆の文化、教育などの事業に関心を払い、新疆の各民族と厚い友誼を結んできた」と小島氏の貢献を高く評価。

小島氏の「民情を訪ね、民生に施し、民心を集める」活動への支持に対しても、これに感謝の意を表した。

そのうえで「中国共産党自治区委員会は、基層(底辺)の基礎建設を重視している。昨年、自治区は幹部の『民情を訪ね、民生に施し、民心を集める』活動をスタート。各レベルの幹部たちが各民族の基層に奉仕するため、彼らの“宣言書になり、宣伝隊になり、種まき機になる”というものだ」とこの活動を紹介した。

また「小島先生にはお体を大切に。これからも新疆をたびたび訪れ、その変化発展の姿を目にして、引き続き新疆をPRし、中日両国の人々の友好交流促進にご尽力ください」と期待を語った。

会見には、中国共産党自治区委員会常務委員、秘書長の白志傑氏も同席した。

小島氏は、日本の浄土宗僧侶。24歳で宝石商を創業し上場企業に育て上げるも、創業30周年を機にスッパリと社長を退任。その間、佛教大学仏教学科を卒業し45歳で得度した。以降は、中国の古代遺跡の調査や修復に尽力し、日中共同ニヤ遺跡学術調査日本側隊長などを務めたほか、新疆ウイグル自治区政府文化顧問を務める。東日本大震災支援などにも尽力している。

日本僑報社から刊行された小島氏の著書としては『迷路悟道』(中国語版)のほか、関連書籍として『大きな愛に境界はない―小島精神と新疆30年』(韓子勇・編、趙新利・訳)などがある。

*『迷路悟道』――中国「文化交流貢献奨」受賞者の人生談義

http://duan.jp/item/065.html

*『大きな愛に境界はない―小島精神と新疆30年』

http://duan.jp/item/148.html

 



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