今見直される、「食卓のメッセンジャー」としての「オムライス」の役割とは?


「オムレター」、「ハントンライス」、「盛りオムライス」、… 2015年、SNS時代に広がる「オムライス」の盛り上がりに着目!


生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研(東京都渋谷区、URL:

http://www.trendsoken.com/

)では、2015年、「オムライス」に関連する話題や企業の取り組みをもとに洋食の定番メニュー「オムライス」に着目。各世代へのアンケート調査を通じて「オムライス」に関する意識・実態について調査いたしました。


※ 本リリースの情報は、URL:

http://www.trendsoken.com/report/food/1500/

よりダウンロードすることができます。




世代を問わず愛される洋食の定番「オムライス」。2015年1月~3月に放映されたTVドラマ「ウロボロス」(TBS系)で主人公の思い出のメニューとして劇中にアクセントを与えたり、ヤンキース・田中将大投手登板前の定番メニューとして紹介されたりしたことが記憶にある方も多いでしょう。また、日本一のオムライスの店舗を決定するフードイベント「カゴメ オムライス スタジアム」の全国大会開催が5月16日・17日に控えていたり、金沢発祥の「ハントンライス」(白身魚のフライ、タルタルソースを乗せたオムライス)をはじめとする「盛りオムライス」の話題など、2015年に入って「オムライス」話題の広がりを実感する機会が増えてきています。こうした「オムライス」の盛り上がりは飲食店の話題ばかりではありません。家庭の食卓においても、オムライスにケチャップで文字や絵を書く「オムレター」をSNS上などで目にしたり、料理ブログのポータルサイト「レシピブログ」が主催する「新感覚オムライスコンテスト」に参加されたりした方もいるのではないでしょうか。


長らく「洋食の定番」だったオムライスは盛る、デコレーション、メッセージを伝えるなどその裾野を広げつつ、今年2015年、盛り上がりを見せています。




今回トレンド総研では「オムライス」の盛り上がりの一例として、人気の「スフレオムライス」をメニュー展開する「卵と私」渋谷八番街店の運営会社、日本レストランシステム株式会社・戦略本部の佐々木綾子氏に取材を行いました。また、家庭の食卓での「オムライス」の盛り上がりの象徴として、「レシピブログ」で開催中の「新感覚オムライス コンテスト」をピックアップ。ご家庭でシーン別に食べたい“アレンジオムライス”を「オムライス好き」の20~50代男女500名に選んでもらいました。その上で、今年改めて広がりを見せている「オムライス」がどのように受け入れられているのか、意識・実態調査を行いました。






■ レポート内容




1. 「卵と私」渋谷八番街店・佐々木綾子氏へのインタビュー


店舗での「オムライス」の盛り上がりについて、日本レストランシステム株式会社 佐々木氏にお話をうかがいました。


2. 「新感覚オムライスコンテスト」発!オムライス好きが選ぶ新アレンジとは!?


「新感覚オムライスコンテスト」からシーン別に食べたいオムライスをオムライス好きに選んでいただきました。


3. オムライス好き500名にきく、「オムライス」に関する意識・実態調査


500名の方を対象にアンケート調査を実施。今「オムライス」がどのように受け入れられているのか、その意識・実態を定量化しました。






■ 1. 「卵と私」渋谷八番街店・佐々木綾子氏へのインタビュー




はじめに、「正統派スタイルのオムライス」、「ふわとろオムライス」に続く新しい流れとして、メレンゲが混ぜ込まれたふわふわの新食感が楽しめる「スフレオムライス」を展開する、オムライスチェーン店「卵と私」に取材を依頼。日本レストランシステム株式会社で広報を担当する戦略本部の佐々木綾子氏に「スフレオムライス」登場の背景、さらに家庭でも実践できる「オムライス」の楽しみ方をうかがいました。




◆ 店舗でも加速する、「オムライス」の盛り上がり! 担当者が語る、その開発ポイントとは


Q. 「スフレオムライス」に対するこだわりを教えてください。




まず大きくは見た目のインパクトを重視し、「スフレオムライス」を発売いたしました。これまではいわゆる正統派のオムライスにソースの味の変化などでバリエーションをつけていましたが、フランスのモン・サン=ミシェルの名物、スフレオムレツをモデルに3年前に、国内にあまり無かった「スフレオムライス」をメニューに追加しました。「卵と私」では正統派の「巻きオムライス」、いわゆる「ふわとろ」の「オープンオムライス」、そして「スフレオムライス」の3パターンのオムライスを展開していますが、「スフレオムライス」は老若男女問わず一番人気のメニューです。


作り方としては生クリーム入りの濃厚な液卵に、ふわふわのメレンゲをたっぷり混ぜ込みます。弱火でじっくり焼いた上でやさしくふんわり巻き上げ、見た目もかわいらしく仕上げています。店舗で「スフレオムライス」などのアレンジメニューを開発する際には、ご家庭と異なる「オムライス」をどう提供するか、というのも大きなポイント。「見た目のインパクト」を楽しんでもらえるのは店舗ならではの魅力だと言えるでしょう。




Q. ご家庭で「オムライス」を食べる時に実践できる、「卵と私」流の盛り付け方や見せ方の工夫を教えて下さい。


 今回の調査結果でも多くの「オムライス好き」の方がご家庭で「オムライス」を作っているようですが、ご家庭で「オムライス」を美味しそうに見せるポイントは、見た目のバランスです。オープンオムライスにしても、巻きオムライスにしても、お皿の真ん中より少し奥側にオムライスを置いて、ケチャップが真ん中にたれるように意識してバランス良く盛り付けると、フォトジェニックなオムライスを作ることができます。


ご年配の方を中心に「オムライス=“ハレの日”に食べる料理」というイメージを持っていてリッチな味わいのものや、こってりしたものを好まれる方もいるようですが、下の世代の方には家庭的なイメージが強いようです。来店されるほとんどのお客様はランチタイムにカジュアルに召しあがっていますので、気軽に「オムライス」を楽しんでいただきたいですね。




-オムライス専門店-


「卵と私」 渋谷八番街店


たっぷりの卵でふんわり仕上げたオムライスの専門店。鮮やかな黄色の卵からバターの香りがほんのり。


ソースのバリエーションが豊富で、ドリアタイプやシチュータイプなど様々なオムライスをご用意しております。




住所:東京都 渋谷区 宇田川町 23-3渋谷第一勧銀ビル 6F


TEL:03-3770-4567  


営業時間:11:30~23:00 (年中無休)


HP

http://www.n-rs.co.jp/







■ 2.「新感覚オムライスコンテスト」発! オムライス好きが選ぶ新アレンジとは!?




「オムレター」や「願かけオムライス」のように、「オムライス」ならではのアレンジしやすさを活かした人気拡大の動きは、日本最大級の料理ブログポータル「レシピブログ」でも見られます。「レシピブログ」では2015年2月から「新感覚オムライスコンテスト」を開催中。お料理ブロガー達が、“デコる”“盛る”“色々な食材と組み合わせる”ことで、見た目にもインパクトある「オムライス」の新アレンジレシピを考案しています。


そこで、「新感覚オムライスコンテスト」に投稿されたメニューから、今回20~50代の「オムライス好き」男女500名に最も「食べてみたい」と感じた「オムライス」をシチュエーション別に選んでもらいました。




<「新感覚オムライスコンテスト」URL:

http://www.recipe-blog.jp/sp/r150209a






○ 子どもと一緒に食べたいと思うオムライス…「みつばちくんオムライス」(作者:momoさん)


<料理紹介>


かわいいハチさん型の春らしいデコ。野菜嫌いのお子様にも。


<選んだ理由>


・可愛い (28歳・女性)


・見ていると癒される (27歳・男性)


<レシピ詳細URL> 

http://www.recipe-blog.jp/profile/20100/recipe/863116





○ 配偶者や交際相手と食べたいと思うオムライス…「愛情包みオムライス」(作者:manaさん)


<料理紹介>


ごはんを下から卵で包み、プレゼント風にアレンジ。バレンタインにも。


<選んだ理由>


・夫に愛情たっぷりのオムライスを作ってあげたいから (46歳・女性)


・愛情でくるまれているって感じそうだから(38歳・男性)


<レシピ詳細URL>

http://ameblo.jp/mana-h1107/entry-11469247619.html





○ 誕生日などイベントの時に作ってみたいと思うオムライス…「オムライスグラタン」(作者:しゃなママさん)


<料理紹介>


オムライスにキノコソースとチーズをかけ、トースターで焼いたメニュー。


<選んだ理由>


・今までみたことがないオムライス (32歳・女性)


・チーズときのこソースは絶対に合う、だから食べてみたい(46歳・男性)


<レシピ詳細URL> 

http://ameblo.jp/natumomo1205/entry-11954759158.html







■ 3. オムライス好き500名にきく、「オムライス」に関する意識・実態調査




事前調査で「オムライスが好き」と回答した500名を対象として、「オムライス」に関する意識・実態調査と、「オムライス好き」が今食べたいと思う「進化系オムライス」ついて調査を行いました。




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[調査概要]


調査名:「オムライス」に関する意識・実態調査


調査対象:20代~50代の男女 500名 ※ 事前調査にて、「オムライスが好き」と回答した人


調査期間:2015年4月2日(木)~2015年4月3日(金)


調査方法:インターネット調査


調査実施機関:楽天リサーチ株式会社


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◆ 20代に「オムライス=特別な日のメニュー」化傾向! その理由はSNS投稿との親和性!?




はじめに、事前調査で「オムライスが好き」と回答した20~50代の「オムライス好き」男女500名に「オムライス」のイメージを答えてもらいました。すると、「美味しい」「ふわふわ卵」などのイメージが共通して聞かれました。一方で、「オムライス」を食べる場所に関しては「カフェごはん」(28歳・女性)から懐かしの「百貨店の食堂」(59歳・男性)まで、「オムライス」好きの中でも世代ごとのイメージの違いが浮かびあがりました。


また、「どんな時に『オムライス』を食べているのか」を調べると、「通常の食事として食べる」という人が多い中で、20代の41%が「(自分の誕生日やクリスマスなど)特別なイベント時にオムライスを食べた」という結果が目立ちました。50代(21%)と比較すると約2倍。年代が下がるにつれ、「オムライス」を「特別な日の食べ物」と捉えている傾向が目立ちます。また、20代で目立った傾向としてFacebookやTwitterなどのSNSへの投稿経験が挙げられます。20 代と比較しSNS利用率が低いと考えられる30~50代では8%にとどまる一方、20代に目を向けると25%、実に4人に1人が「自分で食べたオムライスの写真をSNSへ投稿した経験あり」と回答。


今や若年層を中心になくてはならないコミュニケーションツールとなったSNSですが、卵の黄色とケチャップの赤が華やかなコントラストをつくる「オムライス」は、SNS活用世代にとって格好の撮影対象なのかもしれません。「特別な日」に「オムライス」を食べた時のエピソードとして、「誕生日に自宅でオムライスとハンバーグなどのお子様ランチを作った」(28歳・女性)など見た目の面白さを楽しめるレシピを挙げる人も見られました。


若年層が「特別な日」に「オムライス」を食べる傾向からは、「オムライス」を食卓に用意して「特別な日」を華やかに演出したい、その様子をSNSに投稿してシェアしてみたくなる、そんな意向が垣間見えます。まさにSNS文化に沿った進化と言えそうです。




◆ オムライス好きの3人に1人以上が「パートナーにオムライスを作った」経験あり! 「結婚の決め手」の声も




また「オムライス」の調理経験についてたずねると男性59%・女性94%が「これまでにオムライスを作ったことがある」と答えました。女性の調理経験の多さに加え、男性も6割近くが「オムライス作り」を経験。男女問わず「オムライス」好きにとっては「オムライス作り」が定番になっているようです。


そこで「オムライス」を誰に作ったのか、「配偶者」「交際相手」「自身の子ども」「自身の両親」それぞれについてたずねたところ、男女合わせて「配偶者」(39%)が約4割、「交際相手」も33%と、3人に1人以上が自身のパートナーに対して「オムライス」を作っていることが読み取れます。


「最も印象的なオムライス」について具体的なエピソードをたずねてみると、「彼女(または配偶者)に初めて作ってもらった料理がオムライス」という男性が複数。中には、彼女に作ってもらったオムライスの美味しさに「嫁にするのはこいつだと決めた」(56歳・男性)とコメントをした方も見受けられました。




◆ 半数以上が「作ってほしいシチュエーションあり」! 食卓のメッセンジャー「オムレター」とは?




また、ケチャップでメッセージや絵を描くことができるのも「オムライス」の特徴でしょう。「アレンジオムライス」の一つとしてケチャップで文字や絵を描く「オムレター」や、受験シーズンや勝負前など応援メッセージを記し祈願する「願掛けオムライス」の話題が見られ、「オムライス」が持つ“メッセージを届けることができる”という機能は、今、変化を遂げているようです。


そこでオムライス好きに「オムレター」を作ってもらいたいシチュエーションがあるかどうかをたずねたところ、実に半数の51%が「オムレターを作ってもらいたいシチュエーションがある」と回答。具体的には「自分の誕生日」(37%)、「個人的な目標を達成した時」(16%)、「クリスマス」(13%)が続きました。「オムレター」を作ってほしい相手としては「配偶者」(28%)、「交際相手」(22%)が上位に。男性だけに絞ると3割が「配偶者」「交際相手」を挙げており、女性に「オムレター」を望んでいる男性も少なからず存在するようです。また、特別な日に「オムライス」を食べる傾向が強い20代では45%が「自分の誕生日に『オムレター』を作ってほしい」と考えているという結果になりました。


ここから、「オムレター」は誕生日や個人的な目標を達成した日など、節目を記念するスタンダードメニューになる可能性を秘めていると言えそうです。






◆ 総括: トレンド総研  海野 秋生




「キャラ弁」の流れを汲んだ「嫌がらせ弁当」のように、昨今ではSNS発のフォトジェニックな見た目の印象が強い料理が目につくようになってきました。今、盛り上がりを見せている「オムライス」も、SNSとの親和性が高い「ケチャップでメッセージを描き、想いを託すことができる」ことが評価ポイントとして浮かび上がりました。子ども時代の好物、受験時に励ましてもらった思い出、初めて誰かに作ってもらったメニュー……アンケート調査からうかがえる「オムライス」は、「オムライス好き」の思い出の要所で強い印象を残しているようです。ご家庭で調理を担当することが多い女性が今後、社会進出により家庭に不在になりがちになることが予想される中で、「オムレター」など「オムライス」をもちいた“食卓のメッセンジャー”の活躍は、今後ますます発展することが見込まれるでしょう。








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